【建築】内装制限

令128条の5第3項。令128条の4第1項三号により、地階の集会場(法別表第…(一）項）は、原則として、内装制限を受け、居室及び地1:に通ずる上たる廊下等の通路の仕上げは、不適合。

令128条の5第4項。令128条の4第3項により、階数が2以上で延べ面積が1,000㎡を超える建築物は、原則として、内装制限を受け、居室から地上に通ずる主たる廊下等の通路の仕上げは、準不燃材料と同等以上とする。したがって、難燃材料では適合しない

令128条の5第6項、令128条の4第4項により、住宅以外の建築物で主要構造部を耐火構造としたものの調理室等は、原則として、内装制限を受けない。

令128条の5第1項、4項内装制限を受ける地上2階建の有料老人ホームであるので、令128条の4第1項一号(特殊建築物）又は3項（階数が2で延べ面積が1,000㎡を超えるもの）が想定され、それぞれ令128条の5第1項又は同条4項により制限を受ける。いずれの規定も、居室の仕上げは、難燃材料で適合する。

令128条の5第3項。令128条の4第1項三号により、地階の飲食店は、内装制限を受け、居室の仕上げは、準不燃材料と同等以上とする。

令128条の5第4項一号。令128条の4第1項一号表（3）により、主要構造部を耐火構造等とした建築物である物品販売業を営む店舗は、当該出途に供する3階以上の部分の床面積が1,000㎡以上のものが内装制限を受け、また、同条3項より、階数が2で延べ面積が1,000㎡を超える建築物も内装制限を受ける。設問は、同条3項に該当する（1階、2階の床面積がそれぞれ600㎡)ので、難燃材料で適合する。

令128条の5第4項、令128条の4第2項により、階数3以上で延べ面積が500㎡を超える学校等以外の建築物は、内装制限を受け、居室の仕上げは、難燃村料で適合する。

令128条の5第1項一号イ。令128条の4第1項一号表⑴により、主要構造部を耐火構造等とした建築物である劇場は、客席の床面積が400㎡以上のものは、内装制限を受け、居室の仕上げは、難燃材料で適合する。